2011年

12月

30日

DMC-FX66(デジカメ)の修理

夕日を撮影したら何やら黒い影が。。。。

 

 

UFO出現かとも思ったが、念のためマッタク別のところで撮影してみた。そしたらマッタク同じ場所に影が現れた。

 

焦点距離を変えたりフォーカス位置を変えてみたが、影の場所も大きさも変わらない。

ということは、イメージセンサーのローパスフィルター表面にゴミが付着したと考えられる。

さてそれでは、カメラの外科手術を実施した。

手に持っているのがイメージセンサーそのもの。表面をブロウして元に戻した。

無事に直って、命拾いしましたとさ♪

2011年

12月

30日

東側ウォーターカーテン排水樋設置完了

雨樋を使った排水路ができあがった。

まったくそのまま流しそうめんである。

固定部材は極めてローコスト。

ベニヤの端材と割り箸と針金のみ。

最終的には上に乗っているビニールシートが樋まで垂れ下がって、天井から撒く水を排水ポンプまで導く。

2011年

12月

29日

ウォーターカーテンの排水樋

ウォーターカーテンの水を床に垂れ流しにするわけにはいかない。そんなことをしたら温室内は水浸しになってしまう。

 

水浸しにしないためには、水を最後まできちんとコントロールする必要がある。それにはカーテンから垂れた水はきちんと樋で受けて、排水ポンプでくみ出すことである。

 

これまた未経験の作業なので、仕事の要領が悪い。

時間は掛かっても手戻りのない様にコツコツと進める。

 

2011年

12月

28日

温室にもカラフル

農業資材と呼ばれるカテゴリーの製品は、どれもとても地味な色をしている。機能上黒かったり銀色だったりするけど、あとはどうでもいい色ばかりで、つまらない。

ま、仕事で使うのだから色などにこだわっても仕方ないといえよう。

しかし今日施工した素材はこのようにカラフルなもの。

この機能を果たす一番安い素材を探したら、何色か選べるものだったのだ。せっかくだから赤と青と隣にくるビニールの白(透明だけど)で、フランス色にしてみた。

 

ちょっとだけ遊園地の飾りつけみたいになって、楽しい。

 

2011年

12月

26日

夜中に誰かが来ている

作業中に小動物の足跡を発見!

 

この黒い板をここに置いたのは数日前のこと。

お客様が来たのもそれ以降ということ。

 

前回足跡が残っていたのは11月中旬だったけど、同じ人かどうかは分からない。

 

とにかく誰かが来てることは間違いないので、もう少し積極的に観察してみよう。

2011年

12月

22日

冬至

今日は一日が一年で一番短い日。

せっかくなので日照時間について考えてみる。

 

日の出:6時45分

日の入り:16時30分

 

ということは昼が9時間45分、夜は14時間15分。

その差は4時間30分、長いような短いような。

 

ちなみに夏至はというと、

4時24分~18時59分で、やっぱり昼が約14時間半(当たり前か)。

 

ということは、冬至と夏至では昼と夜の長さが5時間丁度違うというわけだ。

14時間30分:9時間30分=100:66ということになる。

 

トマト栽培に於いては、光合成時間と気温の両方が関与するが、気温については温室と暖房設備で何とか賄うので、光合成時間が特に重要だな。

この66という係数は農大でも教わらなかったが、施設周年栽培経営をやる上では結構大切な数字となりそうだ。

 

2011年

12月

22日

なんでも修理 圧力計編

細霧冷房が上手くいったので、稼動時の水圧を測ろうとしたら、圧力計の針がクルクル回ってしまい測定不能。

それじゃあ困るので修理に挑戦。

 

原因は針が軸から外れかかっていただけだった。

だけど前からどんな原理なのか気になっていたのだ。

 

外側をぐるんと巻いている銅色のパーツは中が空洞で、内圧が掛かると直線方向に伸びようとするのでその動きを針に伝えることで圧力を表示するというもの。

電気も使わず今時珍しい、超アナログな機械である。

 

ということで針を元通り取り付けて、ゼロ指針で固定。

これは一次側の水道水圧。

平方センチメートル当たり2kgfである。

ま、大体どこの家庭でもこんなものでしょう。

これは細霧冷房運転中の水圧様子。

水深5~600メートルの深海と同じ圧力なのだ!

 

ポンプが脈流なので針も暴れている。

 

ノズルは100個以上付けたけれども、十分な圧力である。

2011年

12月

21日

勝手一方的に同期の桜

以下の記事、昨年5月にこの4人が訓練生になったと書いてあるが、実際にはその前に公募期間があったわけで、それはボクが今の温室修理に着手した時期と重なる。
だからとても親近感を持って当時の記事を読み、新しい道に踏み出そうとする仲間としてひとり密かに応援していたのだ。
やはり新しい道でやり直すには、これくらいの時間が掛かるということなのだな。
来年の夏に一人前になるとのこと。ボクも負けられない!

自腹700万円、夢の運転士に合格した4人

読売新聞 12月20日(火)19時25分配信

自腹700万円、夢の運転士に合格した4人
運転資格試験に合格し、晴れやかな表情を見せる(左から)吉井さん、武石さん、高崎さん、富岡さん(20日、千葉県いすみ市の国吉駅で)

鉄道の運転士になりたいと、「いすみ鉄道」(千葉県大多喜町)の公募で訓練生となった40~50歳代の元会社員4人が、ディーゼル列車の運転資格である国土交通省の「動力車操縦資格試験」に合格した。

 4人は「この年で夢がかなった」と喜びをかみしめていた。

 4人は、埼玉県志木市、吉井研治さん(53)、東京都江東区、高崎浩さん(51)、広島市、富岡隆さん(44)、千葉県市川市、武石和行さん(44)。

 県などが出資する第3セクターの同鉄道は、運転士の養成がままならないほど経営が悪化したが、航空会社幹部から公募で転身した鳥塚亮社長(51)が「運 転士になる夢をかなえませんか」と、養成資金700万円を自腹で用意することを条件に訓練生を募集。4人は退職金や貯金をつぎ込み、昨年5月に訓練生に なった。

 元IT会社員の武石さんは「高卒時に運転士になれなかったが、あきらめきれなかった」と振り返る。最年長の元バイク販売会社員吉井さんは、慣れない実技 で列車から降りた直後に太ももを肉離れすることもあったが、「お客様の顔を覚えられる運転士になりたい」と夢を膨らませている。

 4人は3回目の受験でそろって合格した。嘱託乗務員として当面は先輩運転士の指導を受けるが、来夏にも独り立ちする。

 

2011年

12月

21日

冷房温度測定

今日の天気はうす曇り。

温室内の気温は20℃。

さてここからどれくらい下がるか、細霧冷房を起動してみた。

 

結果、15分で5℃下がった!

床には写真のとおりじんわりと水が染みている。

 

ミクロで考えると、ノズルから出た細かい水滴(霧)は、空気の温度と湿度の条件によって水滴から水蒸気に変わり、その時に周囲の温度を吸収するということである。

 

今日は気温が20℃だったので、15分でこの程度の床の染みを作った。つまりこれはノズルから地面までの2~3mの間に蒸発し切らなかった水滴があったことを意味する。

気温がもっと上がると水滴はもっと短い時間で蒸発するので、床が濡れる度合いも減ることになる。気温が何度くらいに上がると床が濡れなくなるのか、それは実地に経験してみないと分からない。

 

栽培に入ってからいちいち15分おきに起動したり止めたりするのは面倒なので、タイマーを使って水栓とポンプを制御する予定。

 

 

2011年

12月

20日

霧が出ていて暑いところは無いでしょ

昨日の試運転で数箇所の水漏れがあったので、今日はその改修。原発の水漏れより信頼性は高い。

 

2度目の試運転でメデタク完成!

画像は霧で満たされた温室。

電灯は概ね10m間隔なので30mまでは見えているが、その先は見えない。

 

気象に於いて霧が出ていて尚且つ暑いということは無い。

これは温室内でも同じこと。

 

以上舞い上がった自画自賛。

 

2011年

12月

19日

細霧冷房試運転=冬でも良く効く!

先週までに何ヶ月も掛けてコツコツと作業して、ほぼ出来上がっていた細霧冷房設備にいよいよ高圧ポンプを接続して試運転をする日がきた。

 

一次側の給水を行いポンプを稼動させたところ、温室内は見事に細かい霧で満たされた!!

 

どのくらい霧が出ているかの比較画像を示す。

まず霧が出ていないところ。

霧を発生させるとこのようになる。

 

現在季節は冬。

試運転をしたのは午後4時だったので、温室内も既に薄ら寒かった。

そこでポンプのスイッチをONにしたわけだが、霧の発生とともにガクンと寒くなった。今日はまだ温度降下の測定は予定していなかったのだが、ほんの5分程度足らずで3℃は下がったと思う。

 

試運転の結果配管の継ぎ目から若干の水漏れが生じていたが、これは目的に適した工具を購入することで解決できる。

 

細霧冷房計画は大成功なのだ!!

 

2011年

12月

19日

ガイガーカウンター到着

ebayで落札したガイガーカウンターが到着した。

ロシア製でドイツの業者から送られてきた。

 

封筒に貼られた付箋を見て笑ってしまった。

「差出人 外国 様」と書かれているのだ。

外観はとてもシンプル。

当然操作もシンプル。

 

計測精度がどの程度か、仕様書には±20%と書かれているが、実際に少し動かしてみた感じではそんなもんだと思う。

裏返して外せるものを外してみた。

電池ボックスと、ガイガーミューラー管の遮蔽パネルである。

 

この遮蔽パネルであるが、大気環境中のガンマー線の計測を行う時は装着し、食品などの物体が放出するベータ線の計測を行うときは取り外すのである。もちろん各々の測定用のモードに切り替えて計測するのだ。

 

まだ今日は試運転しか行えなかった。

日ごろ使わない単位や係数を換算表と照らし合わせないと、知りたいこと=安全or危険が分からないので、ちょっと使いこなしを学ばないといけない。

 

2011年

12月

16日

細霧冷房二次側工事完了

細霧ノズルを100個以上、配管に取り付けた。

100気圧の高圧になるので、有りったけの力で締め上げる。

これを100箇所以上やると、手のひらがはれ上がるが、ひたすら我慢。

 

そもそも細霧冷房を導入しようと思ったのは、農大時代に果樹の苗木を育てている温室を見に行った時だった。

 

季節は夏。そこでは主に潅水目的で天井から散水していたのだが、温室内なのに屋外よりも涼しかったのだ。

その時はまだノズルの購入先や選定で苦労するとは夢にも思わなかった。

そして紆余曲折を経て、ボクの温室に設置した細霧ノズル。

完成したものを見れば誰でも真似できるものだが、ここに至るまでの思考・調査・試作・検証・思考・調査・・・・・・は、お金に換算したら7桁円になる。

 

銅パイプの総延長は200mを超える。

締め付けたナットの数は300以上になる。

 

こんどの月曜には一時側を仮設でつないで、いよいよ散布テストだ。

全てが100気圧に耐えてくれるか、それだけが気がかり。

 

2011年

12月

16日

お隣は豊作らしい

洗面器いっぱいに山盛りのトマト。

お隣の温室の裏に捨ててあったのをもらってきたのだ。

 

よく見れば少しいびつだったり、小さすぎたりという問題もあるけれど、スープにして食べたら素晴らしくおいしかった!

 

何とかこういったハンパものを商品として蘇らせたいものだ。

 

2011年

12月

14日

電気毛布だって修理する

「やれやれ、今日もいい仕事をしたっぺ。そろそろ寝支度するべか。」

ってな感じで布団を整えていたところ、電気毛布のパイロットランプが点かない。

 

 

今朝までは普通に使っていたし、何も前触れは無かったから、何とか直せるのではないかと思い、バラしてみた。

 

焼け焦げたところは無いし、外れてブラブラしている部品や配線も無い。

しかし、面白いものを発見。

白地の紙に赤い印刷で「修理厳禁」と書かれたシールが!

 

まさにその修理厳禁の場所が壊れていた。

厳禁と書いてあっても修理しちゃえ。自己責任だ。

 

2枚の銅シートを半田で接合した。

 

ここは簡易温度ヒューズになっているのだな。

毛布に張り巡らされた温熱線が毛布の中でよじれて、隣の線と接触するなどすると異常高温となって危険なので、このような安全策をほどこしてあると読んだ。

 

でも何故うちのが壊れたのか、、、、、

多分、このコントローラーをしょっちゅうベッドの枕元から木の床に落としているので、その衝撃で銅シートの接合が剥がれてしまったのだろう。

 

元通りに組み立ててコンセントにつないだら、問題なく復旧した。

 

電気毛布だって買えば安いのでも3000円くらいするだろう。

我が家は何事に於いてもエコなのだ。

 

2011年

12月

13日

coffin again

戻ってきたギターは別の店に送ることになった。

 

キッチリ調整しておいたから、今度はバッチリうまくいくはず。

資産はちゃんと役に立ってくれるのだ。

ギターは本当に頼りになる相棒だ!

2011年

12月

13日

日本初の自作安価細霧冷房(当社調べ)

細霧冷房という発想自体は何も特別なことはない。水が気化するときに奪う熱を利用して気温を下げようというわけだ。よく知られているのは夏の打ち水がある。

 

畜産では厩舎内にスプリンクラーで水をまいて気温を下げることを前からやっている。床はコンクリート張りで排水設備も完備しているから、問題ない。

 

しかし温室内でスプリンクラーを使うと、単にびしょびしょのドロドロになってしまうだけで、涼しくはなっても作物は台無しである。

 

局所的に涼しくする目的で、大型扇風機+噴霧器という製品もあるが、ボクの温室面積を賄うには現実的ではない。

 

温室で現実的に細霧冷房を導入するためには、読んで字のごとく「とても細かい霧を作る」ことが必要なのだ。霧の水滴が細かいほど、早く水蒸気になるからである。

 

国内に少しだけ本物の細霧冷房を扱っている企業があって問い合わせてみたが、まず温室での実績が無い。つまり売る人もやったことが無いので自信を持って説明できない。

それでも見積もってもらうと、桁が合わない。ノズル単品ならたいしたことは無いが、高圧に耐えるチューブやカップリングを加算していくととんでもない額になってしまうのだった。

 

どうやら彼らは海外から主要パーツを輸入しているらしいことが分かったので、あれこれリサーチしてドンぴしゃりの品物を見つけた。

更にそれを実際に細霧冷房システムとして完成させるのに必要なカプラーや配管も国内海外問わず調べ尽くして、現実的な価格で完成させることができると分かった。

 

ただし、出来合いのものではないので、多くのパーツは手作りである。

そして今日、ノズルとフィルターとカプラーを一体化したパーツが全数完成した。既に二次配管の設置は終了しているので、このパーツを取り付け、一次配管を終わらせれば試運転である。

 

機能的に完成された機械は美しいというが、これも良くできている。

 

2011年

12月

12日

遠くの親戚より近くの他人

昼間、大家さんから電話が掛かってきて、今から温室に来るという。

 

今日大家さんの所にも道路工事の件で県から人が説明に来たそうで、その内容からすると多少なりともボクの仕事にも影響が出るだろうし、周囲の生産者との話し合いには立場上加われないから、ボクの希望を代弁して下さると言う。

 

買収境界線からどれだけセットバックするのか、それにより温室がどれだけ狭くなるのか。

困ったことにそれが決まってくれないと内装が作れないのだ。当初の予定通りに作ってしまうと、もしかしたら道路工事とともに作り直しになってしまうかもしれない。

 

大家さんはたまに外から覗いて、ボクが何を考え何に迷い、何に困りどうやって乗り越えているのかをちゃんと見ていらっしゃるのだ。

もうすぐベンチの製作に入るのに、道路工事と重なって予定が狂っては大変だと思い、今日は電話してきてくださったわけだ。

本当にありがたいことで、まさに遠くの親戚より近くの他人である。

 

 

しかしあるいは、2010年の7月くらいには栽培が始まっていたなら、今回の道路工事話で栽培中断ということになったかもしれず、栽培までの準備に時間が掛かっていることは、むしろ運が良かったのかも知れない。

 

2011年

12月

09日

道路拡幅の続き

温室の北側の県道の整備が進んでいる。

これに伴ってここの温室村が新しく整備する農道路に掛かってしまうので、一部用地買収になるという。

 

前回は8月23に測量実測の人が来て、計ったり数えたりしていった。今日は千葉県土地開発公社の人が二人きた。

目的は前回の調査結果がまとまったので、その結果に基づいてこちらで何をしてもらいたいか、それについて何円補償しますので承諾してください、という趣旨であった。

 

結論としては全部やり直しである。

ボク等がここでどんな風に仕事をし、農道を使っているかのヒアリングを全くせず、単に物の数だけ数えて何円ですと簡単にいくわけがない。

 

8月に来た人と今日の人は完全に縦割り分業制で、いずれも県から受けている仕事だという。今日の人は買収補償の担当だろうから、次に工事が始まるときにまた別の人が来るのだろう。

 

ボク等が図面承認するわけではないし、果たしてどこまで引きついでくれるのか、心配でならない。

 

2011年

12月

08日

香港製灯油コンロ

前々からコンロが必要と思っていた。

温室での煮炊きや、これからの季節の暖房。

そして最も大切な主たる用途は、養液作成の溶解時に吸熱反応が起きる物質があるので、この時に使用するのだ。

 

手元にはカセットコンロはあるけれども、これはCPが悪い。

その上雨に当ってどこかがおかしくなり、最近では火を点けるとすすが出る始末。

 

燃費が安いのは灯油だろうということで、色々調べてこの香港製を買ったのだ。

 

こちらは製品に貼られていたシール。

 

メーカーの名前は「地球」らしい。

安全な実用品とのこと。

 

取扱説明書は中国語と英語が併記されていた。

さすが香港製である。

 

もう一枚折りたたまれた紙が入っていた。

広げてみるとA4サイズの紙に手書きでびっしりと日本語の取り扱い説明が書いてあった。しかもイラスト入りで。

 

仕事柄取り扱い説明書とは縁が深かったので、未経験者が苦労して描いたこの取説書が、どれほど製品に愛着を持って書かれたものか良く分かる、素晴らしい労作作品であると思った。

 

さて着火してみよう。

燃焼筒が冷えている間は、このように炎は赤く安定しない。

しかし2~3分もするとこのように炎は青くなり、安定した燃焼を続けてくれる。

 

残念なのは、ほんの僅かだけど石油臭い燃焼をするところ。

作業小屋に入れて締め切って使うと、どうしても鼻に付くのだ。

 

しかし、かつて石油ストーブを使っていたときは、安普請の木造一戸建てだったから、この部屋より格段に隙間は多かったかもしれないな。

つまり天然換気システムが常時働いていたと。

 

これはストーブではなくコンロなので、ちゃんと火力調整ができる。

そこのところが優れものである。

通販で買ったから、品物には一抹の不安があったのだが、これはいい買い物をしたと思っている。

 

値段も国産の同じ用途の品物の数分の1だった。

こんなシンプルで充実した機能の製品を作るなんて、香港の人は賢いね。

 

2011年

12月

08日

ギターが戻ってきてしまった

その後楽器屋さんから電話が掛かってきて、一本はネックのコンディションが悪くて売り物にならないという。

ネックのセッティングは人それぞれの好みがあるのだが、とにかく店主がそう言うのだから仕方ない、送り返してもらった。

 

店主の目から見て何が問題なのかは聞いていたので、自分で調整してみたところ、直った。

再度扱ってもらえないか打診中。

 

2011年

12月

05日

セシウムと16種類の必須元素

311の原発事故以降、放射能のことが頭から離れた日は一日もなかった。トマト生産者を目指す毎日なので、食品の安全をどのように確保・維持すれば良いのか、またそれを消費者にどのように伝えれば理解し安心してもらえるかをずーっと考え続けてきた。

 

栽培する前から成果物の測定はできないので、今は何を使ってどうやって放射能測定をおこなうか、また、放射能を防ぐ方法はあるのかといったことを調べてきた。

 

テレビなどで報じられる野菜や稲の放射能汚染であるが、あの程度の説明では、311で飛び散った塵芥が降り注いだ結果のものなのか、それともそれら塵芥を根から吸い上げて生体内に取り込んだ結果のものなのか、どちらであるかわからない。

 

ボクは全部が前者だと思っていた。

何故なら農大で「植物が必要とする元素は16種類である」と教わったからで、それ以外の物質は必要とせず吸収もしないと思っていた。

 

ところが色々調べていくうちに、セシウムは16元素のひとつであるカリウムと似た電子軌道を持つことから、生体内に取り込まれてしまうことが分かった。

 

これはかなり強烈な情報であった。

植物が必要とするのは16種類だが、それ以外も吸収しない訳ではないということを理解したのだった。

 

こうなると、トマトの中にセシウムやその他の放射性物質が入っていないかを測定しないとならない。

なんとか測定器を安く自作できないものだろうか。。。。

 

 

2011年

12月

03日

バザール君再来

どうやらバザール君は半年に一度やってくるらしく、今日で3回目の到来であった。

 

一年と少しこのバイトを続けている訳だが、かつてバザール君と会った日のとこを思い出すと、その時々の売り場の様子が頭に浮かんでくる。

簡単に言うとデジカメの売り上げは減っている。

炊飯器などは変化していないというから、趣味の玩具は景気悪くなると切り捨てられるということだな。

 

野菜栽培でいえば、メロンやイチゴがデジカメに相当するということだろう。

トマトはドライヤーやマッサージ器あたりかな。

ネギやキャベツなら掃除機や冷蔵庫になるのだ。