2011年11月

2011年

11月

30日

出張セッションで現物支給

たまに隣町のお婆さんの家に呼ばれる。
目的はお婆さんが弾くピアノとボクのギターとのセッション。

今日の夕方、久しぶりに出かけてきた。

お年は70代前半。
お題は古い洋画の主題曲など。
スイングしないけどよく知っている曲ばかり。
お婆さんは譜面にかじりつき、ボクは耳で追って曲を盛り上げる。

お金を頂くような関係ではなく、むしろ歳は離れているけど友達のような関係。
でもたまにお土産をくださる。
今日のお土産は写真のとおり。

有難いことです。

 

2011年

11月

25日

Coffins

この箱の中には各々1本ずつのギターが入っている。

栽培設備構築の追加予算に組み入れるために、都内の楽器店に送ることにした。

 

 

Ovation Adamas 12st Melissa Etheridge model

20年以上前にロンドンに出張した際に耳にしたAdamasの12st。

それは素晴らしい響きであり、Adamas族だからこそ実現できるバランスが良いキラキラした音色であった。

それ以来常に頭の片隅にあったAdamasの12stは、2年程前にebayで発見し輸入輸送手配を自分でして手に入れたのだった。

自分のものとなったこのギターは、我が家で最も明るい爽やかな涼しげな音を奏でていた。

かつてロンドンで聴いたあの音が自分のものとなったのだった。

 

Hamer ARTK-VKG

この楽器は13年前にボクの手元に来て、911テロの少し前にアメリカに転職するかもしれないということで一度友人のものになったのだが、テロで転職は流れてしまい、数年してまた戻ってきたのだった。

高田馬場のスタジオで、若くして死んでしまった友人とセッションしたのはこの楽器だった。

隣の市の音楽祭で演奏したのもこの楽器だった。

教会の礼拝で演奏したのもこの楽器だった。

小さくて軽いけど音色は超一流で、演奏の失敗にとても寛容な、年寄りにはとても有難い楽器だった。

 

 

いずれこれ等に代わるギターを手に入れられる身分になったなら、札束を胸にLAに買い付けに行くのだ。

 

2011年

11月

22日

保温カーテンの展張

屋根をジャンボ絆創膏で全部手当てしたので、いよいよ保温カーテンを広げる日が来た。

 

最終的には4枚張るのだが、とりあえずテストで1枚だけ手配して施工した。

結果はほぼ思い通りに機能を果たしてくれている。

 

カーテンと外窓の間に空間があって、暖房されたカーテン内の温度を逃がさないようにするのが基本。

 

更に井戸水をカーテンの上に散布して、外気より高い水温を保温エネルギーに利用する計画。

 

2011年

11月

22日

低コストベンチの実験

これ、流しそうめん。

ちゃいます、栽培ベンチでんがな。

実際に水を流してみた。

 

マテリアルはまだ確定していないけど、構造と施工要領はこれで決まった。

 

極限まで無駄を省いた、日本一低コストな養液栽培設備を目指す。

2011年

11月

22日

11月22日

今日は11月22日で、いい夫婦の日なのだそうだ。

 

たまには外でランチでも、ということで、○幸に行ってきた。

果たしてどこにこんなヘソクリがあったのかは置いておいて、、、

 

お腹いっぱいになったあとは、再び温室にて二人で作業したのであった。

一応いい夫婦だと思う。

 

2011年

11月

21日

小作人の実態

今さっきTVタックルを観ていて、日本の農業に関する大きな事実を知った。

 

第二次大戦以前、(稲作)農業は庄屋と小作人の二階級で構成されていた。

ボクはずっと地主は小作人に土地を貸し、小作人は自分で耕作して、成果物は両者で配分したのだと思っていた。

 

しかしテレビによると、実際には小作人は栽培技術は持っていなかったらしい。

地主に指示された作業だけを行なう、単なる労働者でしかなかったというのである。

 

さて終戦とともにGHQの指令により農地解放が行なわれた。

今まで小作人だった人はタダで農地を手に入れたのだが、栽培の仕方はさっぱり分からなかったのである。(どうりで農地法に5反分要件が書かれている訳だ)

 

元小作人だったにわか地主農家にも耕作して米を作ってもらわないと困るので、農水省(官僚)と農協と議員という鉄壁トライアングルで農家を囲い込んで至れり尽くせりしているように見せかけて、票田を確保し指導員とともに訪問して農薬や肥料を置いていくといったことをして、日本の農業を荒廃させてしまったのだった。

 

小作人は耕作技術だけでなく、経営感覚も持っていなかったので、何から何まで農協任せだったことは想像に難くない。

農協の言い分は「相互扶助=助け合いの精神」であるが、私腹を肥やすばかりであることは既によく知られている。

 

今日のTVタックルのお題はTPPだったのだけど、思わぬ収穫があったのだった。

 

2011年

11月

21日

お客様到来

週が明けて温室に行くと、床に転がしてあった角材に動物の足跡が!!!

 

 

大きさと形からするとネコにも見えるが?!?!?!?!

2011年

11月

21日

暴風雨でも大丈夫だった

おとといの土曜日は暴風雨となったが、バイトだったので放置。

無事を祈るしかなかった。

 

さて今日温室へ行ってみると、マッタク問題なし。

今回の雨量と最大瞬間風速は、74mm/day、17.7m/sec。

 

ちなみに台風15号の時は、126.5mm/day、28.8m/sec。

風圧のエネルギーは2.6倍にもなる。

 

このように台風の威力を、具体的に体験したのであった。

 

2011年

11月

18日

ジャンボ絆創膏

これは言わずと知れた屋根。

テープでペタペタと補修してある。

台風15号でやられたところを直しているのだが、まるで絆創膏のようである。

 

差し詰めジャンボ絆創膏。

 

台風に遭遇しないに越したことはないけど、遭遇してみて初めて分かることもある。

とにかく、前よりもしなやかにかつ頑丈になるように修理したのだ。

 

2011年

11月

16日

粘着テープで大損害

どこにでもあるような2本の粘着テープ。

左が幅8cmで右が5cm。長さはともに20m。

価格は左が500円、右は180円。

 

パッケージには、左が「ビニールハウス補修用テープ」、右は「梱包用強力粘着テープ」と書かれている。

 

大量に使われるのは5cmの梱包用で、8cmにしたことで製造や流通の都合で割高になったのだろうと判断し、右のテープで温室の補修を行なってきた。何しろ見た目はマッタク同じなのだから。

 

しかし、まぁ簡単に書くと5cmテープではうまくいかなかったのだ。

こうなると藁にもすがる思いで、8cmテープを使ってみるしかなかった。

 

初めてパッケージを開け、端をめくった瞬間に5cmテープとはマッタクの別物であることが分かった。

一言で言うと大変に粘着力が強いのだ。

値段が高価であることが十分にうなずける粘着力なのだ。

 

もしもパッケージに「ビニールハウス用超強力粘着テープ 梱包用テープではありません」とでも書いてあれば、違いが分かったのに。。。。

 

温室修理の初めから8cmテープを使っていたら、お金も時間もどれ程無駄にしないで済んだだろうか。

悔しい。

 

追記

接着剤には何種類もあるけど、こちらについては40年以上の経験があって、絶対に選択を間違えない自信がある。だから余計に悔しいのだ!

ちなみに温室のフィルムを接着できる接着剤は存在しないので、粘着させるしかない。

 

2011年

11月

07日

高圧ポンプ修理

ボクは百姓なので、何でも自分で修理するエコロジストである。

高圧洗浄機を用いて細霧冷房を行う予定だが、洗浄機としても使えるのだから本来の使い方をしようとしてトラブル発生。

 

圧力が上がりすぎたらモーターが止まるように圧力センサーが付いているのだが、中古を買ったので多分ゴミか水垢が溜まって動きが不安定になっている。

つまり出て欲しい時に出てくれないのだ。

 

この機械で作る水圧は水深約100mという結構な高圧なので、大変に頑丈に出来ている。

手持ちの工具では歯が立たなかったので、後日改めて挑むことにした。

2011年

11月

07日

休憩室の水漏れ対策

昨年の冬はまだ天窓が開けっ放しだったので問題なかったのだが、今年は天窓も屋根も去年より塞がっている面積が多い。

そのため話には聞いていた露付き現象が夜間に起きている模様。

 

その被害がとりあえず休憩室に出ている。

朝出勤してみると休憩室の床やソファが濡れているのである。

屋根裏の露が休憩室の天井裏に落ちて、それが天井材の隙間から垂れている模様。

 

天井の隙間を全部塞いでしまうと、天井裏に水が溜まって、重さに耐えられず天井が崩れ落ちるかもしれない。

そこで、決まった場所から垂れるように天井に細工をして、水は容器で受け止めることにした。

 

写真はその結果で、大成功。

水は全てこの容器に入って、床やソファには一滴もおちていなかった。