2011年

9月

30日

カーテン展張支柱固定ビス取付

柱のあちこちにビス。

温室全体にカーテンを張るから、全部の柱にこういった細工をする。これが竿の受けになるのだ。

水糸を基準にしてを墨出し、脚立に登り不安定な体制で身体をひねり、ドリルビットとドライバービットを交互に使いながらネジを打っていく。

丁度2/3が終ったところ。

 

あと、天窓ウインチのワイヤーを新調した。

それと、外れかかってる天窓のポリカを固定した。

 

明日明後日は電気屋アルバイト。

月曜はパソコン出張講座中級編。

2011年

9月

28日

ウォーターカーテン骨組の実物大模型製作

柱に竹竿やビニールを縛り付けて、何が何やらわからない写真だが、カーテン展張のための骨組みとカーテン本体を施工する際の手順と要領を確認したのだ。

 

この部分で井戸水が柱を越えて流れ落ちるのだが、暖気を逃がさないために隙間が開かないように取り合いを設計しなければならない。

さらに施工上の精度はそれ程高められないことや、できるだけ安い材料で目的を達したいという障壁もあった。

 

結論としては今日の内容で問題は無いことがわかった。

一年半に渡りスケッチを書いては破りを繰り返した作品なのだ。

 

2011年

9月

26日

台風15号の傷跡補修~天窓編

今回天窓のポリカーボネートが外れたのは、先に日除けが天窓の上にせり上がり、フックボルトの上で踊りまくったことでフックの引っ掛かりが外れたことがきっかけだった模様。

 

この画像は屋根に残っていたポリカーボネートの切れ端とフックボルト。

ポリカーボネートは防弾ガラスの素材としても使われる極めて頑強な素材。それがこんなふうに千切れてしまうのだから、屋根というところは想像以上に条件が厳しい場所であると理解した。

屋根裏の補修部分。

手前の方が今日作業したところで、黒い紐でポリカーボネートを縛ってある。

奥の方には金属のボルトが並んでいるのが見える。

 

屋根での作業は危険なので、登らないで済む工法で解決した。

 

2011年

9月

23日

秋分の日=冬支度?

暑さ寒さも彼岸までということで、丁度台風で壊れてしまった日除けを片付けて冬モードにした。

曲ってしまった柱が痛々しい。

次に使うのは半年以上先なので、それまでに直してあげたいところ。

 

展張装置も大幅に改善しないと使いにくいので、冬の間に何とかする。

 

2011年

9月

23日

メロキチ危機一髪

秋分の日の今日、メロキチが手伝いに来てくれた。

台風15号で乱れた日除けを集束するために2人で屋根に上がっていたのだが、メロキチは昨年7月に続いて足を踏み外しフィルムを踏み抜いてしまった。

 

しかし今回は幸いにも落下せず、脇と脚を鉄骨に引っかけて体重を支えていた。

すぐに駆け寄り、破れた穴から引き揚げて事なきをえた。

幸いどこも怪我していなかった。

 

当人が言うには「気が遠くなっていた」とのこと。

高所作業で連続して休みなく注意力を維持するのは確かに難しいので、言っている意味は良く分かる。

 

画像はその時できた穴。

大きい方に腰がはまり、小さい方に足を突っ込んでいた。

 

2011年

9月

22日

台風15号による被害

天窓の波板ポリカが12枚飛ばされた。

風の向きは水平方向に360度変わるだけでなく、上からや下からも吹いてくることから、今まで「これで大丈夫だろう」と判断していたものでは通用しないことがわかった。

 

日除けは台風に持ちこたえるのか、今回は試験をしてみた。

結果は総崩れで、更に支柱も一本曲がってしまった。

支柱は上端で相互にエクセル線で結んである。

エクセル線の破断荷重だけでも100㎏近くあるのに、それを千切った上にこんなに曲ってしまったということは、300㎏くらいの力で引っ張られたと思われる。

 

この柱を修復するのは無理なので、ここは飛ばしてエクセル線を張るしかない。

一番参ったのはここ。

屋根の南端が破れた。

画像の右上の方に裂け目が見えている。

この素材は最強のはずなのに、破けてしまった。

屋根についてはずーっと答えが出ないままだったが、これでひとつの区切りが付いたように思う。

 

南面の妻のビニールが破けた。

ここは元々手抜き工事だったので、いつ壊れてもおかしくなかった。

 

それより、床の水が綺麗に引いているところに着目。

昨夜は大浸水だったのだから。

 

気象庁のデータを見ると、昨日の最大瞬間風速は29m/sだった。

 

さてと、今日は修理だ。

2011年

9月

21日

福島原発のような排水問題

ひとつ前の記事に書いたとおり、昨夜から台風15号関連の雨が断続的に降っていた。

今朝発見した問題は速やかに収束したので、安心していたのだが、丁度今台風が直撃していて、ものすごい暴風雨に遭遇している。

 

出入り口を開けると川のように水が流れこんでくる。

当然ながら出入り口以外のところからも染み出してくる。

暗渠排水用のポンプは完全に能力不足で、ドラム缶の底で一生懸命働いているが、水位はマッタク下がらない。

最終段の大ポンプは快調に排水している。

 

 

こんな具合に床上浸水してしまった。

 

前々から100mm/hの雨には耐えられないだろうと思っていたが、やはり無理だった。

北側のひな壇になった住宅地に降った水が一気に流れ落ちてくるので、対処しきれないのだ。

 

まぁ、この水は放射能に汚染されていないのだから、今日みたいな天気の日は長靴を履いて仕事をすると覚悟を決めればいいのだ。

 

ちなみに風も凄いことになっていて、日除けはよじれて天窓にからまるし、天窓の波板ポリカはネジが外れてバタバタ暴れているところがある。

でも天窓のフレームはガッチリ留まっていて、開閉装置も風にあおられて持ち上がることもない。

風対策は概ね良好のようである。

2011年

9月

21日

久しぶりに大浸水

昨夜から降り続いている、台風15号に刺激された秋雨前線が降らせた雨。

そして夜中に排水ホースの接続が外れたために、温室内は大洪水になってしまった。

 

原子力発電所と一緒で、配管関係の定期点検は大切であると学んだ。

 

しかしこうして徹底的に水浸しになることでいいこともある。

この満水状態がどのくらいの時間で引くのか、まだ雨は降っているので、それを上回る排水能力があるのかどうかが確認できるチャンスなのだ。

 

2011年

9月

19日

銅管加工作業終了

電気屋アルバイトの帰りに温室に寄って、100本近い銅管のフレア加工の残りを終わらせた。億劫でやっかいな仕事なので、早く終わらせたかった。

 

この画像のように複数のツールを組み合わせて、フランジをフレア形状に加工するのだ。

銅管にものすごい圧力を掛けるので、20回に一回くらいこのようにフランジが割れて失敗になってしまう。こうなったらもうだめで、切り落としてまた初めからやり直しなのだ。

腕力も必要でなおかつ繊細さも求められる、厄介な作業。

完成した銅管。

 

2011年

9月

17日

メロキチ学校文化祭で見たコストダウン手法

メロキチの学校の文化祭に行ってきた。

教室を使って迷路を作ったというので、入ってみた。

 

準備段階から近所のお店からもらってきた段ボールを素材にして作ったとは聞いていたので、どんな造りなのか興味があったのだが、実際に完成品を見てとても驚いた!

この工法は、ボクのベンチ支柱と考え方が全く同じなのだ。

柱の上端を紐で縛って、柱同士の間を渡って固定するという手法。紐の端は建物の柱や壁に留めることで室内の支柱は地面に刺さなくてもしっかりと立つのである。

 

コストダウンを狙って全く別の目的で支柱を立てたら、偶然にも同じテクニックで問題解決を図ったわけで、この手法がbestであると信じたい。

 

これはおまけ。

昼に食べたラーメン。

そしてタンメン。

 

どちらも熱々でトンコツだしが効いてて、美味しかった♪

2011年

9月

16日

Sewing machine の登場

ソーイングマシーンが訛ってミシンになったというのだから、面白いもんだ。

ナントカマシーンって色々あるのに、なぜかこれがミシンで定着したんだもの。

 

今日はコロスケが手伝ってもらい、防草シートの残りを使ってミシンで袋を作っている。

後日詳細を書くが、天窓ウィンチのパワー不足を補うために袋の中に土を入れて重りにするのだ。

 

ボクは今日も銅パイプの加工。

2011年

9月

15日

安かろう中国製工具

ネジ山がけずれてバカになってしまった。

銅管の加工を行うフレアツールの構成パーツである。

 

ちゃんとしたメーカーの品物であればワンセット1万円を超えるのだが、長く使う訳ではないのでヤフオクの売りっぱなし中国製で1400円+送料を選択した。

ダメになったネジのところはボルトで代用し、もう一端を温存するためにオイルをまめに射すことにした。

 

元々粗悪な鉄だったのか、熱処理がいい加減だったのか、クロムメッキの厚み分だけ深く削ったのが裏目に出たのか、とにかく駄目なものは駄目。

 

見た目だけの中国製品には前にも苦労させられたっけ。

天窓のジャッキが壊れちゃったもんね。

どうも良い印象が無い中国製品なのだ。

2011年

9月

15日

熱中症

天窓開閉に使っているウィンチの微調整が必要で、日中の暑い中屋根裏に登った。

当然天窓は閉じたままなので、屋根裏には熱気がこもってとても暑い。

 

ボクは汗をあまりかかない性質だけど、それでもドドドと噴き出してきた。

15分くらいで膝が震え始めた。

熱中症の症状である。

危険なのですぐに梯子を下りて、今休憩室でこれを書いている。

 

福島原発で現場に出ている人は、もっともっと暑いのだと思う。

本当にご苦労様なことだと思う。

 

2011年

9月

14日

細霧冷房用銅管加工

細霧冷房で用いる高圧水は銅パイプで施工する。

先日アメリカの企業から安く購入したパーツを使い、銅パイプの接続を行うのだ。

 

水圧は家庭用水道の50倍くらいになるので、接続部分にはかつて経験したことが無い想像を超えた力がかかることになる。

専用の工具を用いて、慎重に正確に作業する。

 

これを約100本作る。

修行に近い忍耐が必要だ。

 

2011年

9月

13日

ウォーターカーテンフレーム設置

まだ屋根の破れているところはあるけど、それは気が向いた時にちまちまやることにして、内装に着手した。

 

まずウォーターカーテンの竜骨を屋根裏に取り付ける。

とりあえず今日は1/4終わった。

初めての作業だったから要領は悪いし慎重に行ったので時間がかかった。

 

画像は今日作業したフレーム。

床に寝ているのがアセンブリで、それを立てて屋根裏に配置してある。

2011年

9月

09日

アメリカから高圧接続パーツが到着

時は円高花盛り。海外調達できるパーツは積極的に検討するのだ。

今回のパーツは国内調達と比べて半値以下だった。

 

今朝、高圧水配管接続用に注文してあった部品が届いた。

2週間丁度で届いた。

 

 

購入したのはT型のパーツとその端にねじ込むナット。

右下のは比較用の日本製。

左は米国、右は日本。

 

穴の径は同じなので互換性はあるのだけど、日本の方が肉厚にできている。

ネジ規格も当然共通で、ネジの奥に見えているテーパーの角度も共通。

 

機能的には互換性があるのに、これだけ外観が違うというのは何だか不思議。

日本のはJISに従って作られているのだが、米国のはどうなのだろう?

 

こちらは実際の使用例。

銅パイプの接合に使うのである。

 

米国の値段が安い理由は、宅内水道配管に銅管を使うのが一般的であるからだと思う。米国に限らず欧州でも銅管はポピュラーである。

日本では水道管といえば塩ビ管だが、これはリサイクルに向かない。一方銅はリサイクルに適している。

 

何故日本では塩ビ管なのだろうか?

勝手な想像だが、企業や業界団体が袖の下を渡したとしか思えない。

最近は電力会社の愚行が次々と明るみに出ているので、ついそういう次元でものを見てしまう。

 

2011年

9月

08日

夏はほぼ終わったけど、日除けが完成

今年の夏は節電の呼びかけに応えるかたちで、ホームセンターで日除けの売り切れが続いたとのこと。ボクのところには5年間放置したままの日除けが屋根に乗っかっていた。大家さんが何年前に買ったのか分からない、あちこち穴が空いたり千切れたりしたポンコツである。

 

昨年の夏は記録的な猛暑だった。ボクは初めは日除けは不用と考えて屋根修理の際に撤去していた。その代りに細霧冷房があれば十分だろうと。しかし猛暑の夏にまだ細霧冷房も無い温室内で作業するのは自殺行為だった。

そこで大家さんが残していった日除けを暫定的に屋根裏にぶら下げて日差しをしのいだのだった。

そして日除けの必要性を理解した。

 

屋根裏にぶら下げても効果はあったが、叔父が言うには外に隙間を開けて設置すると格段に涼しいらしい。

それは理に適った話で、ガスコンロの火に直接手をかざせば熱くて火傷するが、フライパンを乗せてその上に手をかざしても大丈夫。さらにこのときフライパンに触れてしまうとやはり火傷する。

 

ということで屋根から日除けを浮かせて設置する工事に取り組み、ようやく全部出来上がった。

 

画像右端にはお隣の温室が写っているが、屋根のてっぺんに巻き上げた日除けが見えている。あれは屋根の上に広げる構造なので、フライパンの表面の熱が温室内に輻射するはずである。

近所では他には屋根裏に吊っているところもある。それだともっと熱くなるはず。だけど無いよりはましということである。

 

アップにすると日除けがボロボロでつぎはぎしてあるのがわかる。画像の左端に鉄柱が並んでいて、そこから屋根の頂上に張られたワイヤーが日除けを支えているのが見える。

 

日除け素材にはこのような黒の他に白やシルバーもある。ボクはたまたま大家さんが残していったものを使ったのだけど、去年張り替えた人はやはり黒を使っている。

白やシルバーの方が涼しいように思えるが、どうなのだろうか。今後の研究課題である。

 

 

 

2011年

9月

06日

充電式ドライバーの修理

かれこれ一年半くらい使ってきた充電式電動ドライバー。

半年くらい前から正転逆転切替スイッチの動作が甘くなってきて、回転しないことがあったのだが、ついに今日もうどうしようもなくなってしまった。

まずは半身に開いて、、

スイッチ関係は中央の黒いところに集中してユニット化されていた。

更にスイッチユニットを分解し接点部分を露出させたところ。

中央の銀色の輪が接点で、ここが汚れていた。

 

このスイッチを切り替える時には、電流は流れないようにするメカニカルインターロックが掛かっていたから、接点の汚れは埃や油が原因ということになるのだが、一体そんなものがどこから入り込んだのだ?

どうも腑に落ちないトラブルであった。

2011年

9月

02日

東北弁バスガイドと台風12号の影響

先日の東北旅行は楽しかった。

いいものを沢山見て、知識も広がった。

 

しかし異常に疲れたのだ。

原因はバスガイドさんの東北弁による喋りと思われる。

「右に見えますのは・・・」と普通にやってもらえばいいのだけど、見るものはすぐになくなって田んぼと野山ばかりになってしまう。

しかしガイドさんは喋って乗客が退屈しないようにするのがお仕事なので、東北弁講座とかあれこれ張り切って喋ってくれる。

 

そして昨日から台風12号の影響で気候が変。

 

ダブルパンチを受けて今日は久しぶりに重鬱まで落ちた。

でも因果関係がハッキリしているので、対処にも困らない。

クスリ飲んで寝る。

2011年

9月

02日

細霧冷房ノズルアダプター製作

ズラリと並んだピストルの弾丸、ではなくて、フレアキャップという配管部品である。エアコンの配管接続にも使われる高圧配管接続用部品の一つ。

 

 

穴を開けネジを切って、ノズルを取り付けるのだ。

 

全部で100個以上ある。

さすがに飽きてきた。

2011年

9月

01日

更に竹を投入

先日の竹でベンチを作る画像を見た人から、虫食いや腐食についてとても参考になる情報を頂いた。

”心配ではあるけどやってみないとわからない”ということで、一年でダメになるかもしれない覚悟で取り組んでみることにした。

 

ということで早速竹を大量に買ってきた。

まだあと何度も買いに行かないとならないほど、沢山使うのだ。