2015年
5月
12日
火
試しに定植
苗床で花が咲き始めたので、定植しなさいという合図です。
でもベンチは去年使ったのしか無いから、まずはそれを復活させてということになる。
去年のベンチ、構造も強度も合格だったけど、養液タンクに問題が残っていた。それは大雨が降ると地下水が上昇してしまい、養液の残存量によってはタンクが浮き上がってしまって、養液循環水路が壊れてしまうということ。
それで去年は怪我して休業するまでは、タンクに重りを乗せたり天気がいい日は2回水の見回りをしたのだけど、今年は抜本的対策のために銀の茶室を建てたのだ。
つまり茶室に2~3トン分の溶解済み養液を蓄えておいて、サイフォンの原理で常時タンクに供給できるようにしておくということ。タンクの側にはフロートバルブを取り付けておいて、いつもピッタリ満タンであふれないようにしておく。
せっかくそこまでやるのだから、タンクはできるだけ地面深く埋めて、ベンチ下端高をかせぎ、地温を利用して温度変化を抑えてあげようと思い、頑張って掘り下げました。
掘っていくとかつて大家さんが埋めた暗渠が。
そうかと思えば昔ここが田んぼだったころの名残と思われる素焼きの土管も出てきた。
2015年
3月
27日
金
育苗床作りは一発合格!!
何年もクリスタルパレスで作業していて、自分の創作物で一発で成功したことは一度も無い、多分。何週間も掛けて手がけたけど、強風でパアになったものは数知れず、という感じ。
しかし今日作った育苗床は一作目で見事合格したのだ。この仕事も長いので、色々と勘が働くようになったんだろうな。
まずプラダンを短冊状にして、水糸に沿って地面に固定する。
プラダンを堤防の型にしようという作戦なのだ。プラダンを抑える土手を作るための土を敷設。
2015年
3月
26日
木
生き物同士って本当に癒されるものです
発芽して数日のトマトの芽でも、100本あれば100通りの個性があります。眺めていて飽きることがありません。絵になるものをいくつか紹介してみましょう。
この子は健康優良児タイプです。周りの子より早くしっかり育ってます。
こういう子を見ると、どんな外観の種から優良児が育つのか、あるいは外観とは無関係なのか、調べてみようかなって気になります。
2015年
3月
25日
水
発芽観測三題
本葉が生えてきました。
2枚の双葉の付け根に、ちっちゃいギザギザの葉っぱが出てきてます。
まだ本当にベイビーだけど、生物学的にはこの時期に既に最初に咲く花の生殖細胞が準備されているのだそうです。母体を冷やさずバテさせず、水加減もきちんとやって元気に育ってもらいましょう。
次は実験の画像です。
いままでスポンジに種まきをするときは、スポンジに切れ目を入れて、そこに種を挟んでいました。切れ目を入れて挟むという作業は、1000個2000個と数が増えると結構手間がかかることなので、省力化を画策していました。
種から根が出たばかりのものが並んでいるけど、これは皆湿ったスポンジの上に置いただけのものです。どうなんでしょう、この先芽が出てくれるのでしょうか。
スポンジ以外にも培地は色々考えられて、昨年はもみがら燻炭を使ってみたりもしたけれど、スポンジの上に置くだけでいけるなら、最高です。
2015年
3月
23日
月
ちゃんと次の列も発芽中
手前の小さいのは、昨夜はまだ出てなかった芽。今日は日中ちょっと陽が出たからニョキッと出たね。
一番奥の方は一週間以上前に出た芽だから、伸びが悪いように思う。
やっぱり植物は陽が射さないとダメなんだな。
今夜は明け方に1℃まで下がるらしい。でもこの床なら大丈夫なはず。
明日日中は陽が射すらしい。楽しみ。
以下雑談だけど、
この発芽床はビニールトンネルで覆っているのだが、日中は気温が上がりすぎるので気を使う。
しかし、ものごころついた頃から畑にはトンネルがあったことを思い出したのだ。晴天であればあの中は3時間以上に渡って60℃を超えるはずである。そんなに高温になって大丈夫なのか?いや大丈夫なはずはない。何かテクニックを使って問題を解決しているはずだけど、でも大きな畑なんて手作業で開閉しているとは思えず、謎である。
2015年
3月
22日
日
順次発芽中
手前から植えている。
スポンジに藻が生えているから境目が見える。バイトが挟まって4~5日空いてこうなった。
種から芽を出させるのは、もやしを作るのと一緒で人為的にできるけど、出てきた芽を育てるにはまず何よりも光が必要。ところが運悪くここ10日ほどは曇りか雨で、強い光が差してくれない。だから育ちが停滞している。
温度環境だけは好適になるように維持管理しているところ。
2015年
3月
19日
木
ロールカーテン巻上げ用モーター
日本は経済的にも文明的にもとても豊かな先進国家で、何でも売っていて手に入らないものは無いと思い込んでいるのはボクだけではないと思う。でもこの仕事をやっているとそうでもないことがわかる。
先日は種の話だったけど、今日はモーターである。
電気屋のバイトにでかけている日に、日中の天気具合に応じて天窓や脇の窓の開閉を自動で行う仕組みを考えているところなのだけど、脇のロール窓を開閉するのに、手元にある自重が10kgくらいあるギアードモーターを使うべく、メカのスケッチを描いてみたりしている。
10kgが巻き上げ軸と一緒に上下することになるので、重量を相殺すべくエレベーターのように上から吊って反対側にカウンターウェイトをぶら下げて、モーターにはガイドレールを沿わせればいいかなとか、概ねいけそうな感じになってきた。
窓は2箇所あるからもうひとつモーターを探さなくてはいけない。
ヤフオクでざっと見たけど、ちょうど良さそうな似たスペックのものは無かった。
10kgを海外から買ったら運賃が大変。でも興味半分でebayを見てビツクリ!!
冒頭の写真のように、ロールカーテン巻上げ専用のモーターが売られていたのだ。1800円で送料込みだって。12VDC、22rpm、11Kg/cm、自重400gだって。完璧です。
国産10kgモーターはお蔵入りです。
エレベーターのカウンターウェイトも要りません。
このモーター、日本に輸入したら売れそうな気がします。
2015年
3月
18日
水
日中温まり過ぎても困るので冷却
理想的には昼も夜も25~30℃を維持したいけど、温室というところは今の時期でも5~40℃という振れの大きいところなのです。
夜は電気ヒーターで保温すればいいのだけど、昼間の高温はなかなかやっかい。そこで水を扇風機で冷やしてみた。
2015年
3月
13日
金
東側の窓張替え
東側の巻上げ窓は半年くらい前に破れて、そのままになっていた。
ようやく日中暖かく外の作業がおっくうでなくなったんで、修理することにした。
この素材、温室用と銘打ってあるものではなく、用途などは示されていない汎用のポリエチレンシートである。結果として耐候性が無かったのである。
用途が示されていないポリエチレンシートでも、ものによっては3年経っても平気なものもあるので、ナニカ見分け方がわかるといいのだけどな。ちなみに温室用と謳っているものは、高い。しかし今回は温室用にしといた。
2015年
3月
12日
木
播種が続く
約4cm角のスポンジに一粒ずつ種を植えていく。
写真右側の白いリード線は温度計。
夜中の気温は5℃くらいまで下がるけど、床の中は30℃くらいをキープ。
これは芽を出すだけの床で、苗はまた別の設備を作るのだ。そちらも現在準備中。