地球外知的生命との接触を真面目にSF映画として作ったもので、科学・宗教・政治・軍事といった様々な立場からのアプローチが見られる、娯楽作品でもあり問題提起作品でもあるボクのお気に入り作品。

原作はカール・セーガンであり、とても夢のあるお話。もし本当に地球外知的生命の存在が確認されたら、この映画のような騒ぎどころではなくなると思うけど、そこのところをうまく整理して関連する立場の人達のカラーをうまく描いていると思う。冷静に考えるとやっぱりフィクションなのだけど、そこのところに蓋をして映画にどっぷりと浸かると夢見心地になれる素敵な映画なのだ。

アメリカ映画なのだけど、軍隊や政府のことはどちらかというとバカにしているところがボク好みなのかもしれない。