アルタード・ステーツ

1979年の作品である。今現在の言葉で言うと、「人間が持っている遺伝子には進化の過程が全て記憶されている」という考え方から、古代の記憶を呼び出す実験をするのだが、予想し得なかった変態を伴ってしまい、死にそうになるというお話し。

最後に遺伝子の記憶よりも恋人の愛の方が強くて生還できるのだけど、昨今の遺伝子操作は愛では救えないと思わせるかなり怖いテーマを含んだ映画なのだ。