SONY NEX-5Rで発見したこと

今日はメーカーさんの計らいで、屋外撮影会に参加させてもらった。晴天で風も無く、素晴らしいコンディションで町並みが撮影できた。

使用したカメラはメーカーさんが用意してくれたNEX-5R。レンズは電動標準ズーム。色も同じこの画像のモデルである。

 

日ごろから売り場であらゆるカメラを触ってはいるが、店内に撮るべき物は何も無いので、「作品」を撮る目でカメラに向き合うことは無い。ところが今回NEXをお借りして作品を意識して撮影し、帰宅して夕飯を済ませシャワーを浴びている時にあることに気が付いたのだ。

 

それは何かというと、カメラが持つ雰囲気は作品に影響を与えるということです。NEXシリーズはカメラらしくない近未来的メカニックなデザインや操作性が最大の特徴なのだが、このカメラを手に持って屋外に出たら無意識のうちに無機質な写真を撮ろうしていたのだ。つまりカメラが持っている雰囲気がそのまま作風に現れていたのである。

 

まぁ今日の撮影会は無目的で事前にロケーションを確認することもなく、場当たり的に目に留まったものを撮るだけだったので、目的があればまた違った結果になったとは思う。しかしカメラが作家に与える影響は大きいものだと実感した。

 

もし今日のカメラが同じミラーレス一眼でも、E-PL5だったりDMC-GX1、J3、EOSM、Q10、K-01などだったら、やはり各々で違った作品を撮影することになったであろうことは、自分の中だけだが想像は容易である。どのカメラだったらどんな作品になったであろうかも、かなりはっきりイメージできる。

かくもカメラは不思議な玩具であります。