続ミニキャブバン(20110823)

今年3度目の選挙カードライバーをすることになり、再びミニキャブバンに乗った。

 

前回の車両は走行距離2万km弱でまだまだシャキッとしていたのだが、今度のは12万kmをあとにしたかなり年期が入ったものだった。その為と思われる様々な疲労感を目の当たりにしたので、書きとめておく。

 

1.シャーシ全般

まず本当に曲がらない。コーナリングという観念からほど遠いいきあたりばったりの旋回。更に中速以上で無理やり曲がろうとすると、リアが勝手にステアしたかのような、何処へ行ってしまうのかわからないお釣り的な挙動を示すこともある。

 

2.エンジンまたはトルコン

サウンド的にはくたびれていないのだが、音を信じてアクセル操作をしていると全然スピードが出ていない。後続車の気配を感じて慌てて全開加速する。最高速は80kmといったところ。選挙の看板を乗せているので空力的にはきついかも。しかし上り坂もダメだから、やっぱりエンジンかトルコンのどちらかがもう寿命を超えていると思う。

地方幹線道では死ぬ気で走らないと流れに乗れない。

 

3.全体のやれ

ハンドルの頼りなさは足回りのブッシュだけでなく、モノコックシャーシが緩み切っていることも加担している。鉄板が薄くてガタピシ言っているのが良く分かる。

 

4.結論

軽自動車はまさに日本の足を支えてくれている有りがたい存在だが、やはり自動車とは別物のチープな似非自動車でありました。