マツダデミオ 1.3C

スズキスイフトに続いてやはり代車で今度はデミオが来た。まだ500kmしか走っていない新車である。

 

結論から言うと、このクルマは危険である。

ハンドルにフリクションがあるのに遊びが無くて切れ込む設定であり、サスがかなり固くて、それらが悪い方に働いて、全開加速中に轍に引っかかると横っ飛びした。直線なのにである。

サスの硬さはかなりなもので、このクルマを運転するのは30分で勘弁してもらいたいし、助手席には乗りたくない。更にリアシートは天井高さが足りず頭が擦れるので、もっと乗りたくない。

 

シートは大ぶりで一見良さそうなのだが、なぜか縦方向に体の中心ばかりを押し出す作りになっていて、どうしても落ち着かなかった。

リアシートを倒して荷室が広げられるようになっているのだが、今どき分割式でないとは驚いた。営業車じゃあるまいし。

 

4速オートマはアクセルペダルでギア選択する感度を持たない。

ブレーキペダルは効き具合が足の裏に伝わってこない。

走行ノイズは色々車内に入ってくるのだが、それらがハンドルには全く伝わって来ない。しかしやたらと舵は敏感でリラックスできない。

 

話が最初に戻るが、雨の中で高速コーナーを回っていて轍にはまったら、このクルマは何処にすっ飛んでいくか分かったものではない。一般ドライバーには勧められないクルマである。