今までより成長が早いのか 給水問題

まる3日間バイトで一度もパレスに寄らず、今日正午頃に出勤してみたら養液タンクがほぼ空になっていました。

とても少なくなっていたけれども、まだ完全になくなってはいなくて、ちゃんと循環していた。

こういうのって昨年までだったら循環水路のどこかが壊れてしまったことが原因だったのだけど、今回はさしたる理由が見当たらないのです。

ということは銀の茶室からの給水が間に合わなくて、トマトの葉の蒸散によってタンクの水位がどんどん下がっていったということになります。理由が何であれタンクの水位が下がることは避けなければなりません。その時に大雨が降ると、地下水位が上昇してタンクが浮き上がってしまうからです。


去年までは銀の茶室は用いず、タンクで濃縮養液調合をしていました。混合比や濃度に間違いは無かったと思うけど、作業直後の濃淡の差などが生育に少なからず悪影響を及ぼしたということは考えられなくもないことです。

今年育苗床を作ってそこで濃縮液の調合を行ったとき、カルシウムが析出しているのが見られたから、綺麗に混合させるのにもテクニックが必要なのかもしれない。

今年は銀の茶室にて先に栽培濃度の養液を大量に作り置きしておくように切り替えたから、トマトからしてみたら安定感が違うのかもしれない。ご飯の炊き方がいつも一定になったような感じかな?そういうことで成長が良くなって溶液の減りも早くなったということだ。。。。

昨年までは一日でこんなに養液を消費することはなかったのだ。


銀の茶室からタンクへの給水経路の最大流量を測ってみたら、毎分360mlでした。タンクの容量は概ね200リットルです。割り算してみると約9時間で満水になります。逆に言えば、蒸散した水の量が毎分1リットルだとしたら、約3時間でタンクが空になったということですね。植わっているトマトは約100本だから、一本だと毎分10ml。実際には給水されながら空になっていったので、その倍の20ml/毎分。実際に数字として見ると、そんなものかなって思えてきます。


まだ木は小さいから、できれば10倍、少なくとも5倍は安全を見ておきたいところです。今回試してみたフロートでは小さすぎてダメでしたね。残念。

代わりになる仕組みを考えなくては。。。。