日本は経済的にも文明的にもとても豊かな先進国家で、何でも売っていて手に入らないものは無いと思い込んでいるのはボクだけではないと思う。でもこの仕事をやっているとそうでもないことがわかる。
先日は種の話だったけど、今日はモーターである。
電気屋のバイトにでかけている日に、日中の天気具合に応じて天窓や脇の窓の開閉を自動で行う仕組みを考えているところなのだけど、脇のロール窓を開閉するのに、手元にある自重が10kgくらいあるギアードモーターを使うべく、メカのスケッチを描いてみたりしている。
10kgが巻き上げ軸と一緒に上下することになるので、重量を相殺すべくエレベーターのように上から吊って反対側にカウンターウェイトをぶら下げて、モーターにはガイドレールを沿わせればいいかなとか、概ねいけそうな感じになってきた。
窓は2箇所あるからもうひとつモーターを探さなくてはいけない。
ヤフオクでざっと見たけど、ちょうど良さそうな似たスペックのものは無かった。
10kgを海外から買ったら運賃が大変。でも興味半分でebayを見てビツクリ!!
冒頭の写真のように、ロールカーテン巻上げ専用のモーターが売られていたのだ。1800円で送料込みだって。12VDC、22rpm、11Kg/cm、自重400gだって。完璧です。
国産10kgモーターはお蔵入りです。
エレベーターのカウンターウェイトも要りません。
このモーター、日本に輸入したら売れそうな気がします。