一年前にタバココナジラミ大量発生トマト壊滅状態を経験して以来、「ナニカ出来ないか」と脳みその深いところで常に考えてきたことが、今日スルスルと現実意識の上に登ってきた。
画像では分かりにくいけど、拡大してよく見ると黄色い紙の上に白い点がぽつぽつとあるのがわかる。タバココナジラミである。
これは能動的に捕獲したものである。
暗くなるのを待ち、黄色粘着シートと懐中電灯を持って、実験開始。
黄色粘着シートを懐中電灯で照らしながらトマトの枝をゆする。
すると昼間見るのと同じようにオンシツコナジラミがヒョロヒョロモワ~っと飛び立ってきて、黄色粘着シートに引き寄せられるという仕組み。
まだ40本程度しか栽培していないけど、ざっと30匹を捕獲。
使った懐中電灯は紙の大きさに比べて全く小さくて光も弱いし、手は2本しかないのにシートと懐中電灯を持って枝をゆするのだから、光は安定しないという低次元の実験だった。
それでもちょっと試しただけで30匹捕れたのだから、もうちょいまともな道具を作ればすぐに効率は向上しそうな予感。
脳みその深いところにあったイメージは、夜中に枝をゆすりながら黄色く光る粘着シートとともに移動する無人ロボットだったんだけど、なぜだか今日ひょろっとこんなローテクアイデアが浮かんだのだった。
将来このテクニックが「メグヤマ式捕獲法」なんてことで、教科書に載るまでなるだろうか??
ならないだろうな(笑)