根を傷つけてまで鉢形を崩して培土を洗い流しても、根の鉢形は殆どくずれないので、定植して直ちに成長することができない。
この写真は定植して10日くらい経った根の様子だが、もともと育っていた根は空気中にあり、ちっとも役目を果たしていない。後から伸びた根はまだ数cmしか見えない。
一ヶ月くらい前に定植した根はこんな感じである。これくらい伸びてくれれば一安心なのだけど、一ヶ月もかかるのでは育苗した意味がないのである。
育苗を始めてからベンチに着手したのだが、いつもの如く他のこともあれこれ手を付けたりトラブったりして、ベンチの完成は定植時期よりずっと遅れてしまったのである。
これを教訓にもう鉢はやめた。
スポンジ培地で溜液にすることを決めた。
いままで育苗床の形態をどうするかずっと悩んでいたのだけど、これで方針は決まったのだ。
今日で第二工区が終了し、少し養液栽培っぽくなった気がするな。
全長約50m。。。