草刈り機を作ってみた

今の季節、土があるところは雑草だらけである。

 

畑地や田んぼの畦に繁茂する雑草は、除草剤で枯らすのが一般的だ。

たまにエンジン草刈り機で刈っている人もいるが、100人中1か2人程度しかいない。

 

除草剤が選ばれるのは、労力が少なくて済むからでしょう。

ボクも今まで使っていたけど、どうもしっくりこないところがある。

ひとつは環境負荷で、もうひとつは効き具合である。

 

環境負荷については、ものによって土に落ちたものは分解されて無毒化すると書いてあったり、魚がいる河川等に流れ込まないように配慮せよと書いてあったりする。

いずれにせよお金がかかるので使いたくないし、どういったプロセスで無毒化したり、魚に影響を与えたりするのかが分からないので、責任を持って使うことができない。

 

効き具合については、例えば300倍に希釈して10aあたり50リットル散布せよってな感じで書いてあるのだけど、草の背丈で必要な量は変わるし、散布ムラは避けられないし、指定された量では足りなかったり余ってしまって処理に困ったり。

そして散布した瞬間に効くのではなく、早いもので一日、遅いものだと2週間も経ってから効果が見えてくる。どうしてもケチって散布してしまうので、まだらに残ってしまうこともある。

 

クスリはやめてその場で結果が見える草刈り機にしようかなと考え始めて、例によってどうせなら自分で作ってしまおうと研究開始。

 

やってみたら、手元にある材料だけで完成した。正真正銘のタダなのだ。

試運転してみると、写真の通りちゃんと刈れている。

 

でもこれくらい刈ったところで回転が落ちてきた。

どうやら軸心がずれて負荷が上がってしまったようだ。

 

今日はこれまで。