葉の色が変になって植物の驚くべき能力を知った

今日出勤してみると、一割くらいの木で葉が黄色くなったり、元気が無かった古い葉が枯れてしまったりしていた。

 

3日続けてバイトに行き、帰りに毎晩寄って一通り見回りをしていたのだけど、懐中電灯では色の変化までは気づかなかった。

 

さて何故にこのような生理障害が出てしまったのだろうか??

この3日の間に何があったのか??

養液タンクにはまだ半分以上残っているから、水不足ではないし、そもそも水不足の症状ではない。

 

気温もこの3日は雨模様で安定していたはず。

逆に日照不足ということもありそうだけど、その場合は単純に成長速度が遅くなるだけで、黄化するとは想像しにくい。

 

病気も考えられなくは無いが、このような症状の病気はトマト大辞典にも載っていなかったから、これも違うように思う。

 

あれこれ考えても分からないので、まず養液タンク内の濃度を測ってみて、超絶特大ビックリした!!

濃度が殆どゼロになっていたのだ。

うちは井戸水で元からミネラルが溶けているのだけど、その初期値よりもっと薄いのだ。

 

つまり水かさはあまり減っていないのに、溶解している養分だけが減っていたということである。

例えるなら水に溶かした塩を、水は減らさずに取り出すといったことが起きたのである。

 

こんな経験は初めてだし、どこにも書いてなかった。

まるで逆浸透膜のようだは。

 

養液濃度は毎日ちゃんと測らなきゃいけないということだな。