トマトを定植した。
4種類を11本ずつ、全部アメリカの種である。
とんでもなく安いタネだったけど、味はどうなのだろうかね?
定植と同時に誘引トラップも敷設した。
誘引トラップという名前はボクの造語で、一般にはホリバーやバグスキャンといった商品名で呼ばれている。A4を3枚に短冊状に切った程度の大きさのプラ板が6枚入って500円ってなところ。
バカみたいに高額なのである。絶対に自作してやるぞと、農大在学中から燃えていた(笑)
未だに糊は完成の域に達してはいないが、栽培が始まってしまったのだからとにかく敷設した。何も無いよりはずっとましだから。
糊の塗り方は当初はカッコよく自動化することを考えていたが、結局ローテクでいくことになった。ロール材が手に入れば割安だろうし、それなら工業生産的なことが出来ると踏んでいたのだが、ロール材の流通ルートにはたどり着けなかったのだ。
手作業の素材は端材をつかったので、なんだか味がある人間国宝調の作業環境になった。
黄色い模造紙やポリプロピレンシート(黄色いクリアファイルを切り開いたもの)にペタペタと塗り広げていくのだ。テレビでみた漆工芸だか何だかとそっくりで、職人気分にひたれる楽しいひととき。