車検では場所に限らず液体が漏れていたら通らない。
しかしボクのクルマは随分前から、パワステポンプ近辺が油でベトベトになっていた。車検屋さんに見積りを出してもらうのに見せに行ったら、もしホースだとしたら4~5万円になると言われた。
今どきの修理屋さんはパーツの交換をするだけで、問題箇所の補修や修復はやらない。だけど4万もかかるなら漏れている所を塞げば良いのだから、できなかったとしてもやれるだけやってみようと、挑戦開始。
クルマの下に潜り現状確認。
緑:パワステオイルポンプ
赤:送り出し高圧ホース
黄:戻り低圧ホース
青:圧力スイッチ
一体どこから漏っているのか、このままではわからないので、汚れと油を徹底的に掃除して、負荷を掛けて漏れ出す場所を目視で特定するという段取り。
お掃除しました。
このあと5000rpmくらいに保ってエンジンを2分位回すと、油圧が上がって弱いところから漏れてくるはず。
漏れ箇所を発見!
圧力スイッチの電気ソケット(灰色)と真鍮部品の隙間からじんわりと滲み出しています。
ホースから漏るとばかり思っていたので、ここから漏るとは、まさにダークホースでした。
このことを車検屋さんに電話して伝えたところ「どうしてわかったんですか? ディーラーに持ち込んだのですか?」と驚いていたので、自分で掃除して圧力を掛けて調べたことを教えてあげた。
実はもしホースが犯人だったら、どう処置すれば良いのかは調べてあったのだけど、これでいいのだ。