オンシツコナジラミを退治したぞ～！？

トマト栽培で一番やっかいなのはオンシツコナジラミ。

増えるのは早いし、羽があるからどこへでも飛んでいくし、体長が0.5mm位しかなくてどこにでも潜り込むし、モザイク病のウイルスを媒介するし、葉に落ちた排泄物には葉カビ病などの菌が繁殖するしで、ろくなものではない。

この写真のように、葉の裏にびっしりと付いて、せっせと樹液を吸っている。そしてこの状態で枝をゆすると、げんなりするほどの勢いと数が「モワー」っと飛び立つのだ。

この虫を防除する農薬はあるけれど、高価だからジャブジャブと使うのも気が引けて、でも思い切り良く使わないと結局繁殖が止められず無意味になってしまう。

ナニカ良い抜け道はないものかとネットで情報を漁っていたら、「んむむ？」と目を引く話しがみつかった。サラダ油を石鹸水で溶いて適当に薄めるだけだと。

材料が石鹸とサラダ油だけなので、コストを意識する必要は無く、舞い上がるオンシツコナジラミに遠慮することなく、徹底的に散布してやった。

翌日様子を見ると、全く気配が無い。枝をゆすってもあの「モワー」っと群集で舞い上がることも無い。それどころか、一匹も飛び立たない。葉に白いのが付いていたので良くみると、死骸だった。

余りにも簡単に安価に解決してしまった。

あとは効果が何日続くかだな。