若菜は次の嫁ぎ先へ

ずいぶん前に温室の地下水上昇による浸水対策のために、暗渠を入れるべく購入した小型管理機が若菜であった。

 

若菜を改造して名前を千代と変えて、30cmの深さの溝を200m掘ったのでした。

 

もう若菜の出番は無さそうだったけど、売りに出したりスクラップにする手間も面倒くさくて、温室の隅にほったらかしにしてあった。 そんな昨今、ひょんなことから埼玉の山沿いに引っ越した親戚が、「使わないなら是非使いたい」というので、今日取りにきた。 軽トラに乗せて麻ひもで縛った若菜は、ちょっとだけSMっぽく見えたが、ボクだけではなくて親戚も同意見だった♪

親戚は若菜を積み終わると、立小便をしてから来た道を帰っていきました。

ちなみにこの親戚は、今の皇太子殿下がまだ昭和の時代に、ロンドンにビオラを持って演奏に行った際に一緒に演奏し、現地のトイレで連れしょんまでしたという、輝かしい立ちしょんキャリアを持つ大物なのである。

 

一方2年以上放置していた若菜だけど、エンジンが一発で始動したのには大変に驚いた。設計者が知ったらさぞかし喜んだであろうと思ったのであった。次のオーナーにも可愛がってもらえそうで、なによりであるな。