昨日からベンチに定植して順調に進行していたのに、今日になってベンチが崩落してしまい、苗は皆地面に投げ出されてしまった。
どれも皆茎や葉や根を痛めたはずである。
外から見て大丈夫なようでも、中の導管が千切れてしまって回復できないこともある。
屋外で栽培していると、強風でそうなるのは良くあることだ。
とにかく外観が無事なものはベンチに戻した。
ついでに根に養液が均等に渡るように、キッチンペーパーを敷いておいた。
これも専用の素材が売られているけど、高価なので代用テストするのだ。
お亡くなりになった方々の姿。
衝撃の激しさを物語っています。
これが事故を招いた主因である。
ベンチの桁が大きく反ってしまっている。
数ヶ月放置していたことで、これだけ反ってしまったのだ。
合板でもこんなに反るものなのかと思い、ネットで調べて驚きの事実を知った。
合板とコンパネは別のものだというのである。つまり業界用語として合板は合板で、グレードはコンパネより上とのこと。
自分が工作を始めた頃にはコンパネはまだ無かったので、最近目にするようになったコンパネは表面仕上げが雑だから安いんだろう位にしか思っていなかったが、どうやら接着剤の強度など色々違う模様。
そのほかベンチを吊っている麻ひもにも問題があった。
昔はロープと言えば麻しかなかったのだから、紫外線にはやられないものだと思っていたが、実際には少しずつ焼けていたのだ。
あらゆる素材の耐紫外線特性と耐熱性は、実際に温室に持ち込んで何ヶ月も置いてみないとわからない。
ネットで調べる化学特性には添加物を含んでの記述が無いからである。
まだ何が起こるかわからないな。
油断は禁物である。