苗は成長しているけど、これが正しい状態なのか、正しい成長速度なのかは分からない。
写真には3月29日と4月8日に播種した2グループが一緒に写っている。
17日前と8日前だから、こんなもので関係は合っているとは思う。
前にも書いたけど、根圏温度の保持はとても大切である。
また養液濃度は当初の3では濃すぎとみられ、1.8位に下げたところ好転した。
いずれも苗を見るだけで「根が暑い」「濃すぎて水が吸えない」と言っているのが聞こえてくるのだ。
3年前にスイカの養液栽培に取り組んだ時、一応育ってはいるのだけど、節間が通常の1/3位しか無い変な成長をしていて、結局うまくいかなかった。
今にして思うに、根圏温度をマッタク気にしていなかったのが敗因だと言える。
考えを広げてみるに、そもそも土耕の場合に根は横より下を目指すわけで、それは温度の安定を求めてなのだろうと想像できる。
なぜなら、根は酸素呼吸しているので、下に向かって伸びるのは不利だから。
それなので、土に堆肥を混ぜて団粒状の耕土を作り、寒暖を嫌って下に伸びる根にも酸素を送ることで、よい作物が育つようにしているのだな。
という具合に読んでみた。
これで合ってると思うのだけど、、、、、