今までの仕事の総括

ちょうど年明けということで、これまでに温室で何をやってきたのか、時間軸上に並べてみた。

これを見ることではっきりわかることは、天窓と浸水に手を焼いていることである。

この2つは自然との闘いであるため、こちらからするとどこまで身構えておけばいいのか見当が付かないのと、施した対策が正しく機能するのかどうかのテストが出来ず、確認までに時間が掛かることである。

 

天窓の場合は高所にあることと、上からと下からの作業が同時に行えないこと、既に錆て朽ちかけていること、過去に強風に煽られて初めから鉄骨がねじれ曲がっていることなど、悪条件が重なっていた。これを正常に機能するところまでコストを掛けずに、今あるものをできる限り生かすことをテーマとして修復を続けてきた。

 

浸水については、全く目に見えない所から水位が上がってくること、ボクが土木技術の知識を持っていなかったことから、どのようにアプローチすべき課題であるのかを把握するまでに時間が掛かった。さらになすべき対策が確定しても具体的な施工方法や必要な機材についての知識が乏しく、トライアンドエラーで技法を確立するしかなかったため時間が掛かってしまった。

 

いずれもこの2年間で経験した範囲の気象現象には対応できるところまで補強できていると思う。それ以上の時にどうなるかはわからない。