養液栽培では水に溶けている肥料分の配分や濃さがとても重要になる。
作物ごとに窒素・リン酸・カリ・石灰・マグネシウムなどの最適な割合が、様々な経験値によって解明されている。
一方これらの肥料分を溶かす水には井戸水を使うが、井戸水には様々なモノ、いわゆるミネラル分が含まれている。
井戸水の場合ミネラル分というが、そこには肥料分も含まれているのだ。
従って溶けているミネラル分を考慮に入れて、肥料の調合を行う必要がある。
ボクが借りている温室に引かれている井戸水は、地主さんが検査結果を持っているというので、今日お借りしてきた。
単位がppmなので、換算が必要である。
何故なら肥料は通常個体の化合物として存在し、調合比率はこの化合物の質量比率で指示されているからだ。
周期律表なんてもう何十年も見ていないけど、ちょいと化学に取り組まねば。