台風被害で農業資材需要が高まったそうで、ちょっと待たされたカーテン用のポリシートが到着した。
本当は4枚必要なのだが、考えが合っているか確認しないと散財するので、とりあえず1枚だけオーダーしたのだ。
上の画像は今からシートをフレーム上に持ち上げる準備が完了したところ。
シートの大きさは幅7.5m×長さ50mというもので、厚みは0.05mmしかないペラペラの弱い物。
これを2人でフレームに展張するにはツールが必要なのだ。
ツールには特に名前は無いけど、要は地面に置いてあるシートの束を傷つけないようにフレーム上へ導くローリングパイプである。
これは東側のハンガー。
こっちが西側のハンガー。
これは西側の裏面。
沢山の材木はどれも廃物利用。
自作トレンチャー「千代」に使われていたもの。
パイプを受けている円盤は「千代」の車輪にしていたハブ部分を流用している。
ということで材料費は0円。
これと似たような作業支援装置は35000円で販売している。
シートはこんな具合にフレームの上を渡していく。
この作業は妻と2人で息を合わせて行う。
作業が終って東側50mにシートを渡し終えたところ。
自作のツールは絶大な威力を発揮してくれた。
これが無かったら時間は3倍以上かかったと思う。
35000円の価値はあるな。
今日のこの作業は昨年の3月以来ずーっと考えてきたこと。
今までにフレームやスプリンクラーなどを施工してきたが、いよいよシートを張る日を迎えたということで、感慨ひとしおである。
こちらは竹材の地面と接する部分を塗装した様子。
ベンチの支柱に使用する。
竹の導管は毛細管現象でストレートに水を吸い上げてしまうので、湿った地面に接するところはこのようにしっかり塗装しておく。