夏はほぼ終わったけど、日除けが完成

今年の夏は節電の呼びかけに応えるかたちで、ホームセンターで日除けの売り切れが続いたとのこと。ボクのところには5年間放置したままの日除けが屋根に乗っかっていた。大家さんが何年前に買ったのか分からない、あちこち穴が空いたり千切れたりしたポンコツである。

 

昨年の夏は記録的な猛暑だった。ボクは初めは日除けは不用と考えて屋根修理の際に撤去していた。その代りに細霧冷房があれば十分だろうと。しかし猛暑の夏にまだ細霧冷房も無い温室内で作業するのは自殺行為だった。

そこで大家さんが残していった日除けを暫定的に屋根裏にぶら下げて日差しをしのいだのだった。

そして日除けの必要性を理解した。

 

屋根裏にぶら下げても効果はあったが、叔父が言うには外に隙間を開けて設置すると格段に涼しいらしい。

それは理に適った話で、ガスコンロの火に直接手をかざせば熱くて火傷するが、フライパンを乗せてその上に手をかざしても大丈夫。さらにこのときフライパンに触れてしまうとやはり火傷する。

 

ということで屋根から日除けを浮かせて設置する工事に取り組み、ようやく全部出来上がった。

 

画像右端にはお隣の温室が写っているが、屋根のてっぺんに巻き上げた日除けが見えている。あれは屋根の上に広げる構造なので、フライパンの表面の熱が温室内に輻射するはずである。

近所では他には屋根裏に吊っているところもある。それだともっと熱くなるはず。だけど無いよりはましということである。

 

アップにすると日除けがボロボロでつぎはぎしてあるのがわかる。画像の左端に鉄柱が並んでいて、そこから屋根の頂上に張られたワイヤーが日除けを支えているのが見える。

 

日除け素材にはこのような黒の他に白やシルバーもある。ボクはたまたま大家さんが残していったものを使ったのだけど、去年張り替えた人はやはり黒を使っている。

白やシルバーの方が涼しいように思えるが、どうなのだろうか。今後の研究課題である。