農大や農林振興センターでは、住まいと農地は隣接しているのが望ましい、というかそうなっていないとダメという、かなり断定的なニュアンスで聞かされていた。
露地だったら農機具の置き場所や出荷調整の為に屋根付のスペースが必要であることは理解できたが、温室ならば最初から屋根があるのだから、そこをうまく工夫すれば家と離れていても問題ないと思っていた。
また真夏のどうしようもなく暑い日は、クルマに避難すれば何とかなるだろうと思っていた。
でも、やっぱ最低でも休憩室があったほうが仕事がはかどることが段々とわかってきた。
クルマの中は涼しいけど、身動きに制限があるし、クルマの中で作業することは殆ど不可能だし。
ってなことで、休憩室は完成した。
右の壁に見えている灰色のはエアコン。
窓用を床置きしてある。
縦に走る青い棒は、柱ではなく補強板。
一応ここが正面玄関。
こっちは裏側。
外壁との距離があるのは、梁下寸法ギリギリのところに部屋を建てたから。
温室の外から休憩室を望む。
温室の屋根と休憩室の間には、ブルーシートを一枚張ってある。
日除けとして断熱を狙っている。
ちなみにこのシートは、以前に天窓を仮に塞いでいたものなのだ。エコである。
基礎と床と壁の納まり。
基礎は置いてあるだけ。
壁は位置決めするために角材で受けている。
部屋のサイズは四畳半。
エアコンが唯一の設備。
隅の縦に並ぶ突起は、外の青い補強板とつながって、壁と屋根を支えている。
入口を室内側から見たところ。
引き戸はカーテンレールで吊ってある。
天井もシンプル。
来週から家具類が入ってきて、ここで寝泊まりもできるようになる予定。