日除けの柱は22本立てる計画。
パイルドライバーを人力で持ち上げても出来ない作業ではないが、実際の作業はとてもキツイ。パイルドライバーの重量は多分15kgくらいあり、これを垂直に1mくらい持ち上げてドスンと落とすのだ。
何とか楽をしようとエンジン管理機”ami”を活用すべく、仕組みを考えてみた。出来る気がするが脚立の高さが足りないことが判明。
大きな脚立はクルマで10分の所のNNさんのところにあるので、早速訪問して借りてきた。
ということで上の画像がその仕組みの全容。
脚立のてっぺんに縛ってある小さい黒っぽいのは、パイルドライバーを引っ張り上げるロープを吊り下げている滑車。
画像の下の方に黒っぽく写っているのは、パイルドライバーの頭。
パイルドライバーの中程に縛り付けてあるロープ。
管理機のエンジン出力で回転するプーリーにロープを絡ませた様子。
上に伸びているロープは滑車を経由してパイルドライバーにつながっている。
左に伸びているロープは自分の手で握っている。
このプーリーは反時計方向に回っているので、自分の手で握っているロープを引っ張ると摩擦力が大きくなってパイルドライバーが引き上げられるのだ。1mくらい引き上げられたところでロープを緩めると、摩擦が小さくなり重力でパイルドライバーは落下して柱が打ち込まれるという仕組み。
一本の柱を立てるのに、約100回の打ち込み動作を行う。エンジンを使えば連続して何本も立てられるが、人力だったら一日3本がいいところ。
今日の日没までに合計7本立った。このうちエンジンでやったのが5本。
何事も最初からうまくはいかず、ロープがプーリーに巻き込まれて脚立が倒れてきて脳天直撃といったアクシデントもあったのだ。石頭に生んでくれた両親に感謝。