縦穴掘りマシーン不発

夏の日差しを避けるために、屋根の上に空間を開けて日よけをしようと考えている。もともとこの温室を借りた時は屋根の上にべた置きで日よけシートが置いてあったのだけど、やはりシートと屋根は離した方が涼しくなると思われるのだ。

 

屋根の上に浮かるために、エクセル線を張ってその上に乗せるのが良さそう。屋根のてっぺん側は天窓の枠に固定すればよさそう。夏の天気が良い時は必ず天窓を開けているから、自動的に屋根と隙間ができるものね。

一方問題は屋根の軒側である。こっちは新たに温室からすこし離れたところに柱を立てなければならない。少なく見積もっても東西両脇に10本ずつ、合計20本。材料費は中古足場資材を使えばたいしたことはないけど、問題は施工である。地面に1メートルは埋めたいのだ。

 

ということでまたも改造魂復活である。モーターを使った工具のパワーを片っ端から調べたところ、チェーンソーが一番だったのでこれを素材にチャレンジ開始。

まず回転を取り出すためのカップリングを取り付け。

 

自作の穴掘りドリルビットを取り付けたところ。

 

これが全体像。

迫力あるね!

ドリルビットの先端。

なかなかワイルドで雰囲気出てる。

テスト運転の様子。

ちゃんと思わく通り掘り進んだけれども、20㎝くらい掘ったところでモーターから異臭がしはじめた。深くなるにつれてシャフトと土の壁面の摩擦が大きくなっていき、このあたりにモーターの限界がきてしまったのだった。

 

このあとこのビットを使って手作業で掘ってみたところ、結構簡単に10㎝くらい掘り下げられたから、ビットの形状はマッチしている模様。

あとは再び三度若菜を改造するしかないが、回転方向が違うのにどうやって対処すれば良いか、ゼロからのスタートだ。