細霧冷房資材調達開始

昨年9月はまだ残暑が厳しかったので、細霧冷房の実験で色々ノウハウが得られたのだった。今年の夏はそれほど暑くないらしいけど、それでも温室内は温度が上がって当然なので、対策はしておくに越したことは無い。

 

細霧冷房は確立されたシステムが日本には全く無く、辛うじてアメリカに細々と存在するだけである。テクノロジーとしてはたいしたことないけど、高圧水を扱うのでそれなりにしっかりした接続を行わないとパンクするのである。肝心の接続に関して統一規格のようなものは何一つ無いので、日本でこれを実現するにはあらゆる宅内配管接続技術を調べつくし、ミリとインチが混在する独自の仕組みを作るしか手が無いのである。

 

真鍮のブロックから自作カプラーを削りだす工作もしなければならない。でも自分でやるから安く済むのだ。

 

今日はまずノズルを120個注文した。運賃計算の返事はまだだけど、多分それを含んでも国内商社価格の8割引くらいだろう。日本で暮らしていると何でも揃っているように感じるけど、実際には世界は広いのである。